月刊不動産流通 2000年10月号 2000年9月5日発売
川のある風景(10)―「相模湖」(相模川)
ストック時代、変わる中古住宅評価
都市計画法・建築基準法改
ストック時代、変わる中古住宅評価
不動産流通2000年10月号の掲載内容
☆流通フラッシュ
「旧同潤会代官山アパート」が「代官山アドレス」へ -「代官山アドレス」8月19日、オープン-
☆特集
ストック時代、変わる中古住宅評価
☆寄稿
都市計画法・建築基準法改
Ⅰ.改正の概要/建設省都市局都市計画課
Ⅱ.仲介業に関連する改正ポイント解説/横浜国立大学工学部教授 小林重敬
☆注目記事
編集部おすすめ!今月の注目記事はこれです!!
寄稿:都市計画法および建築基準法の改正について
「都市計画法や建築基準法なんて仲介業にはそんなに影響がないのでは?」とお考えの方もあるかもしれませんが、今回の改正はかなり大きく影響しています。
用途地域に関して、また市街化調整地域に関して、その他さまざまな面で改正が行なわれました。改正の概要を建設省都市局都市計画課に、 仲介業に関連する改正ポイントを横浜国立大学工学部教授 小林重敬氏にくわしく解説していただきました。
特集:ストック時代、変わる中古住宅評価
「住宅は20年で価値ゼロ」の時代はもう終わりそうです。
住宅ストック時代への突入とともに、上物、つまり住宅の価値も適正に評価しようという動きが起こっています。
中古住宅の評価事業を行なう各社の事業に鋭く迫ってみました。
総論は、住宅問題評論家の加藤憲一郎氏です。
●総論
住宅の長命化が中古住宅流通・需要を拡大させる
/住宅問題評論家 加藤憲一郎
●事例
・自社建築物件を点検、査定、補修。
「10年間再保証」でCS向上を図る
---積水ハウス(株)
・売り主だけではなく買い主からの申し出にも対応
---三井ホーム(株)
・メンテナンス履歴情報を蓄積。
資格者だけが査定・仲介
---旭化成不動産販売(株)
・第三者性を生かし
中古住宅格付け事業の展開へ
---日本E.R.I.(株)
・商社の保険チームで
まずは耐久性能・耐震性能評価をスタート
---(株)日本ハウスグレード
☆掲載内容
消費者の目:
環境関連基礎知識Q&A[10]:「環境関連法」とは?/(株)三菱総合研究所・地球環境研究センター研究員 鴛海達矢
随想:生活評論家 吉沢久子
TOPICS:【平成12年「国土建設の現況(建設白書)」について】建設大臣官房政策課統括計画官室
【「平成11年度東京圏マンション入居者動向調査」結果の主なポイント】(財)アーバンハウジング業務部長 猫本永治
一筆啓上:法人から個人に契約変更した賃貸住宅の原状回復・・・etc
適正な不動産取引に向けて 事例研究[191]:(財)不動産適正取引推進機構調査研究部研究員 森澤達也
WORLD VIEW:在日各国大使館インタビュー(12) 駐日パラオ大使 マサオ・サルバドール氏に聞く
PROJECT FILE:「福井県立恐竜博物館」他
編集後記:
私の不動産業人生:東京都清瀬市 (株)レンタルプロモーション 代表取締役社長 森 眞佐子 (中)
インタビュー:シックハウスを考える会代表 上原裕之氏に聞く
行政の窓口から:千葉県企業庁地域整備部幕張新都心整備部長 荘司久雄
アクティブ・カンパニー:(株)大伸フード
FINDER:リフォーム市場の拡大を推進していくために・・・
談話室:住まいの維持管理の主体は誰?/
東京学芸大学生活科学学科教授 小澤紀美子
MARKET INDEX:
不動産NEWS CLIP:
関連法規Q&A:「宅地建物の取引においてクーリング・オフができる場合、できない場合について教えてください。」/建設省建設経済局不動産業課 八掛達格