月刊不動産流通 2000年8月号 2000年7月5日発売

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川のある風景(8)―「隅田川花火大会」(隅田川)

積極化してきた住宅各社の環境保全への取り組み
営業現場からみた賃貸住宅最新事情
ニュータウンにおける新たな宅地供給方式の取り組み

不動産流通2000年8月号の掲載内容

☆流通フラッシュ

積極化してきた住宅各社の環境保全への取り組み―建設資材リサイクル法、年内施行に伴い―


☆座談会

営業現場からみた賃貸住宅最新事情


☆寄稿

ニュータウンにおける新たな宅地供給方式の取り組み/建設省建設経済局宅地課


☆ルポルタージュ

かつて話題の住宅はいま(4)最終回
パイロットホーム団地(鹿島建設・竹中工務店・大成建設・清水建設ほか)/住宅問題評論家 加藤憲一郎


☆注目記事

編集部おすすめ!今月の注目記事はこれです!!

寄稿:ニュータウンにおける新たな宅地供給方式の取り組み

 「ニュータウン」と聞くと、「多摩ニュータウン」などが思い浮かびます。この時代のニュータウンは、広さなどにしても必ずしも需要者ニーズへの対応が十分とはいえないものもありました。
 現在、千葉県「おゆみ野」地区では需要者、事業者参加型プロジェクトが進行中。「多摩ニュータウン」では需要者が結成したグループに直接分譲する「グループ分譲 方式」についての提案がなされるなど、ニュータウンの新たな宅地供給方式が取り組まれています。
 この寄稿では前述した「おゆみ野」「多摩ニュータウン」での取り組みをリポート するとともに、都市基盤整備公団の民間事業者向け分譲事業についてを掲載。より需要者ニーズを重視した方式へシフトしていく「ニュータウン」事業について掲載しています。

座談会:営業現場からみた賃貸住宅最新事情

 本誌では久しぶりの座談会は「賃貸住宅市場」をテーマに掲載。賃貸住宅市場は供給過剰、また安価な新築マンション市場の活況に押され、厳しい状況が続いていました。
  しかし景気も回復の兆しを見せ始め、首都圏では賃貸住宅の 成約率が確実に伸びてきているとのこと。最近では定期借家制度のスタート、デザイ ン重視の賃貸集合住宅がキャンセル待ちの大人気となるなど話題も豊富。またインターネットを使った営業戦略により業務の幅が広がるなど、さらなる活性 化が期待されています。
 そこで、今回は営業現場の最前線でご活躍されている方々にユーザーニーズや市場 の最新動向、新たな時代変化の中での営業戦略、不動産業者のあり方などを話し合っ ていただきました。

●出席者

・センチュリー21(株)日本エステージ代表取締役 平峯義和
・(株)タウンハウジング賃貸事業部長 橋本征樹
・(株)コムズ千葉西・埼玉ブロック長 川森敬史
・住通チェーン(株)東上不動産店長 須田規義
(司会)ハウジングライター 藤原利彦


☆掲載内容

不動産ニュースクリップ:

消費者の目:

随想:アナウンサー 高橋恵子

TOPICS:【平成12年度建設投資見通し】建設省建設経済局調査情報課

一筆啓上:故意の建築基準法違反に、厳しい取り締まりを・・・etc

WORLD VIEW:在日各国大使館インタビュー(10) 駐日メキシコ合衆国大使 マヌエル・ウリーベ氏に聞く

PROJECT FILE:「東京ドームホテル」他

適正な不動産取引に向けて 事例研究[189]:(財)不動産適正取引推進機構調査研究部研究課長 三好弘悦

編集後記:

環境関連基礎知識Q&A[8]:「廃棄物」について考える/(株)三菱総合研究所地球環境研究センター研究員 服部圭郎

私の不動産業人生:奈良市 三和住宅(株)代表取締役社長 小林 喬 (下)

インタビュー:川崎市まちづくり局市街地開発部住宅整備課民間住宅担当主幹 篠﨑伸一郎氏に聞く

行政の窓口から:国土庁土地局土地利用調整課課長補佐 佐藤英明

アクティブ・カンパニー:(株)アーバンレック

FINDER:マンションは「仮の宿」から「終のすみか」へ

談話室:21世紀へ向けた不動産コンサルティング業務の発展を目指す/
(財)不動産流通近代化センター副理事長 大森敬介

MARKET INDEX:

関連法規Q&A:「宅地建物取引業者およびその使用人に課せられる守秘義務について教えてください。」/建設省建設経済局不動産業課 八掛達格