月刊不動産流通 1998年12月号 1998年11月5日発売

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東京の坂シリーズ12「S坂」(文京区)

高まる土地への関心。望まれる土地市場回復~土地月間イベントに多数の来場者~
住宅ストックの有効活用に向けて-リフォーム産業の現状と展望
不動産業行政50年の歩みと今後の展望

不動産流通1998年12月号の掲載内容

☆流通フラッシュ

高まる土地への関心。望まれる土地市場回復
~土地月間イベントに多数の来場者~


☆特集

住宅ストックの有効活用に向けて-リフォーム産業の現状と展望


●これからの住宅産業の成長を支えるのはリフォーム産業だ/住宅問題評論家 加藤憲一郎

●座談会
(株)双葉商会代表取締役 中村正實
三井デザインテック(株)代表取締役専務取締役 染谷量市
(株)東急アメニックス専務取締役リフォーム事業部長 石田典彦
(司会)ハウジングライター 藤原利彦


☆特別寄稿

不動産業行政50年の歩みと今後の展望/建設省建設経済局不動産業課


☆注目記事

編集部おすすめ!今月の注目記事はこれです!!

特別寄稿:不動産業行政50年の歩みと今後の展望

 戦後、不動産業の整備と発展をになってきた建設省の不動産業行政の歩みと今後の展望について寄稿していただきました。

特集:住宅ストックの有効活用に向けて-リフォーム産業の現状と展望

 量的拡大からストック重視の時代へと移行しつつある住宅産業。今後住宅の資産価値アップや居住性の向上に向けてリフォーム需要の拡大が予想され、リフォーム産業の役割はますます重要になってくると考えられます。このような現状の中、現在リフォーム市場は大手住宅メーカーや異業種からの新規参入が相次ぎ、競争は激化。各社ともにいち早い消費者ニーズをとらえた事業展開が迫られています。
 今月の特集は「住宅ストックの有効活用」を主テーマに、前段で「これからの住宅産業を支えるのはリフォーム産業だ」と題して、リフォーム産業の現状や課題を住宅問題評論家の加藤憲一郎氏に分析いただき、後段ではリフォーム各社の方々にお集りいただき、現場サイドのニーズやその実態、今後の展望を話し合っていただいた。

住宅の資産価値を上げるのがリフォームのテーマです

●受注件数は増えているが1件当たり単価は下がっています
●ブレーキがかかっているのは金融機関の貸し渋りの影響
●やった仕事が商品なんです。安くても提案がなければ駄目
●混沌としている業界に「パック商品」で一石を投じられれば、と
●リフォームでアパートを個性化。こういう流れが今後強まるでしょう
●街をリフォームする、というぐらいの夢を持たなければいけないと思います
●エンドユーザーに情報開示を。リフォーム保証も必要ですね
●高い専門性が要求される業務。ある面では規制強化があっていい
●融資よりも、助成と利子補給を活性化すべきだと思うんです
●リフォームの履歴を残して中古物件評価に反映を…
●若い人材育成で業界の地位向上へ。今こそ大きく脱皮する時期


☆掲載内容

消費者の目:

随想:食生活ジャーナリスト 岸朝子

建築関連基礎知識Q&A:[最終回]神之門設計事務所・一級建築士 神之門栄一

WORLD VIEW:景気回復要因には政策の後押しや不動産市場の回復も

一筆啓上:読者の皆様から寄せられたご意見に対し、業界・行政分野の専門家が回答・アドバイス

INFOMATION:

PROJECT FILE:横浜ベイサイドマリーナ 他

行政の窓口から:前・国土庁土地局土地情報課課長補佐 四日市正俊

インタビュー:東急不動産(株)関西支社・プロジェクト開発部事業企画グループ 岩場貴司氏に聞く

通達・人事異動 :

アクティブ・カンパニー:西武不動産販売(株)

FINDER:住宅需要喚起へ、住宅減税拡充が焦点

談話室:不動産業の健全な発展に向けて/建設省建設経済局長 木下博夫

適正な不動産取引に向けて 事例研究[169]:(財)不動産適正取引推進機構調査研究部研究員 二木卓馬

私の不動産業人生:東京都田無市 (株)塩月産業-上-

MARKET INDEX:

不動産NEWS CLIP:

関連法規Q&A:建設省建設経済局不動産業課 齋藤 学