月刊不動産流通 1998年9月号 1998年8月5日発売

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東京の坂シリーズ9「二合半坂」(千代田区富士見)

海外からの韓国不動産投資が自由化 ―投資フェアに15,000人を超える参加者
市街地再活性化への取り組み 「黒壁」成功に学ぶ
黒壁代表取締役専務 笹原司朗 横浜国立大学工学部教授 小林重敬

不動産流通1998年9月号の掲載内容

☆流通フラッシュ

海外からの韓国不動産投資が自由化
 ―投資フェアに15,000人を超える参加者


☆対談

市街地再活性化への取り組み 「黒壁」成功に学ぶ


(株)黒壁代表取締役専務 笹原司朗
横浜国立大学工学部教授 小林重敬


☆特集

規制緩和後の輸入住宅の動き


・2×4工法オープン化から24年。日本の住宅の大きな勢力に/(株)アーバインホーム代表取締役 清水英範
・規制緩和の追い風と円安の逆風の中、平成9年度供給戸数は1万戸台に/住宅問題評論家 加藤憲一郎
・先行投資で積極展開。この3年間で売上高が2.2倍に/スウェーデンハウス(株)
・2年間で受注が急拡大。住宅展示場での戦略転換も好調の要因/東急ホーム(株)
・早期に5千棟体制へ。輸入住宅を新しい事業の柱に育成、強化/住友不動産(株)
・北米式2×4輸入住宅「ロドニー・ホーム」で郊外型住宅地に競争力を付加/常和興産(株)
・日本のマーケットでオーストラリアのスチールハウスに挑戦/ハックスリー・ホームズ
・南九州の地場業者が共同で高品質・高性能な輸入住宅をめざす/鹿児島県輸入住宅促進協議会事務局長 岩下克己


☆注目記事

編集部おすすめ!今月の注目記事はこれです!!

対談 :市街地再活性化への取り組み~「黒壁」成功に学ぶ

郊外の大型店に立ち向かうにはお金の力ではできないノウハウを
皆で共有・実行することです。

 郊外型大型店の出店に伴い、それまで人・商業の中心であった商店街が衰退していく…、こんな現象が社会問題となっています。
 中心市街地をいかに活性化させるか…、これに成功した都市として今注目を集めているのが滋賀県長浜市です。今回の対談は、同市のまちおこし事業「黒壁スクエア」に取り組み、さらに全国各地の町おこし運動を精力的に支援している(株)黒壁代表取締役専務の笹原司朗氏と、都市問題に詳しい横浜国立大学の小林重敬教授(本誌副編集委員長)にお話し合いいただきました。

掲載している内容

●「黒壁が売却される…」建物保存・街の再興のため購入を決定
●「北国(ほっこく)街道ガラス街道案」スタート。たくさんの不動産を借り、買っていった
●歴史・文化芸術性・国際性。テーマは「お金の力でできないもの」
●エンドレスに生き残れる商店街をめざし「地縁ストア」から「血縁ストア」へ
●プラチナプラザのオープンでシルバー世代に活躍の場を提供
●貸し渋りが改善されないと中心商店街の再活性化はなかなか進まない
●「新長浜計画」、「ロマネスク」街おこしのための会社を次々設立
●われわれのノウハウは公開し、どんどん使ってもらいます
●法律を有効に作用させるためにはソフトの部分にお金をかけることが必要
●中心地の再活性化で今後10年の間に周辺の住宅の半分が建て替えられるでしょう


☆掲載内容

消費者の目:

随想:ガーデニングプランナー 神田隆

適正な不動産取引に向けて 事例研究[166]:(財)不動産適正取引推進機構調査研究部研究課長 三好弘悦

TOPICS:[平成10年「国土建設の現況(建設白書)総説~次世代に向けて~]建設大臣官房政策課総括計画官室
[平成10年度建設投資見通し]建設省建設経済局調査情報課
[平成9年度末現在、宅建業者と取引主任者の統計概要](財)不動産適正取引推進機構情報管理部管理課課長 加藤文子

WORLD VIEW:リアルター専用のホームページは情報の宝庫

一筆啓上:読者の皆様から寄せられたご意見に対し、業界・行政分野の専門家が回答・アドバイス

INFOMATION:

PROJECT FILE:NTT名古屋・情報市場メルカート 他

行政の窓口から:宮崎県土木部建築住宅課住宅企画係長 藤崎 昇

インタビュー:定期借家権推進協議会世話人 藤田和夫氏に聞く

通達・人事異動 :

アクティブ・カンパニー:日本不動産(株)

FINDER:都心居住推進には絶好のチャンス

談話室:国も企業も個人も“夢”を持とう/「スペースとゆとりの研究会」座長・アサヒビール(株)会長 樋口廣太郎

私の不動産業人生:千葉県船橋市 朝日ホーム(株)-上-

MARKET INDEX:

不動産NEWS CLIP:

関連法規Q&A:建設省建設経済局不動産業課 山田菜穂