月刊不動産流通 1998年4月号 1998年3月5日発売
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金融ビッグバンが不動産業に与える影響 日本ナイト フランク(株)代表取締役会長兼社長・(株)不動産経営研究所代表取締役所長 林道三郎
不動産流通1998年4月号の掲載内容
☆流通フラッシュ
リビングバリュー デザイン コンペティション
☆スペシャルトーク
金融ビッグバンが不動産業に与える影響
日本ナイト フランク(株)代表取締役会長兼社長・(株)不動産経営研究所代表取締役所長 林道三郎
☆座談会
ハウスメーカーがみたこれからの賃貸住宅像
☆
旭化成工業(株)住宅第二事業部総括部長 佐藤克彦
大和ハウス工業(株)集合住宅事業部本部部長 江川彰
三井ホーム(株)賃貸推進室長 加藤良正
(進行)住宅問題評論家 加藤憲一郎
☆注目記事
編集部おすすめ!今月の注目記事はこれです!!
スペシャルトーク:外資の参入、新商売の誕生…。不動産業も大きく変わるでしょう
外資系証券会社や生命保険の日本への参入が話題になっているこの頃。これも2001年に完成予定の「日本版ビッグバン」に向けた一連の動きの一つです。日本の金融機関もこれをにらみ、さまざまな業務展開を行なっています。
しかしこのビッグバンが不動産業にどのような影響を与えるのか、検討のつかない人も多くいるのではないでしょうか。
そこでこのスペシャルトークでは、不動産鑑定士・不動産カウンセラー・ビル経営管理士・米国不動産カウンセラーの資格を活かし、世界をまたにかけて活躍している林道三郎氏に、ビッグバンの意味や具体的内容をお伺いするとともに、どのくらいの影響力があるのか、また直面している問題について分かりやすくお話いただきました。
<掲載している内容>
●「ビッグバン」とはイギリスで成功を収めた経済立て直しの作戦名
●さまざまなものが証券化され資金調達方法が多様化した結果…
●フリー、フェア、グローバル。この三原則なしでは成し遂げられない。
●不動産業はリスク・マネジメント重視の事業展開に
●日本では不明瞭な売買価格。アメリカでは正確に公開されている。
●重要事項説明は専門家の役割に。エスクロー導入の可能性も…
●すべてが自由化の方向へ。保護がない世界を勝ち抜くためには
●厳しいルールの下、生きるか、死ぬか、の大競争時代がスタートする
今回は賃貸住宅供給に大きな役割を果たしているハウスメーカー各社の担当者にお集まりいただき、賃貸住宅建設の最近の市場動向をどうのように捉えているのか、集客と管理の体制について、また今後の賃貸住宅供給についてお話いただきました。
いつもは賃貸を仲介・管理している企業側からみた市場についてを掲載していましたが、今回はその逆です。家族形態・居住形態の変化を直に感じているハウスメーカー各社。増床の障害となっている日影規制問題や近隣との環境問題についても話していただきました。
☆掲載内容
消費者の目:
随想:住まいのナチュラリスト 木山悳世(のぶよ)
都市対策、新たな試み[70]:岸和田市
住宅流通新聞社主任記者 井上和彦
アクティブ・カンパニー[10]:横浜ベストホーム(株)
TOPICS:[平成10年度建設省関係予算案の概要]建設大臣官房会計課
[第142回国会建設省提出予定法律案の概要]建設大臣官房文書課
一筆啓上:読者の皆様から寄せられたご意見に対し、業界・行政分野の専門家が回答・アドバイス
WORLD VIEW:生活必需品となりつつあるアメリカのインターネット 他
INFOMATION:
PROJECT FILE:[飛鳥山3つの博物館 他]
行政の窓口から:新潟県企画調査部土地利用対策課係長 日浦 徹
インタビュー:(財)性能保証住宅登録機構理事長 和田友一氏に聞く
通達・人事異動 :
経営実務コーナー:マルチメディアを不動産実務に生かす(3)-ホームページに取り組む-
FINDER:[新たなキーワードのもとで景気回復を]
談話室:固定資産税雑感/資産評価政策学会会長 恒松制冶
経営戦略を語る:東京都足立区 北澤商事(株)-中-
MARKET INDEX:
不動産NEWS CLIP:
適正な不動産取引に向けて 事例研究[161]:(財)不動産適正取引推進機構調査研究部研究員 二木卓馬
関連法規Q&A:建設省建設経済局不動産業課