月刊不動産流通 1998年1月号 1997年12月5日発売
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97年不動産市場を振り返る ~今後の動向と課題
「定期借家権の創設に向けて」参議院議員・定期借家権等に関する特別調査会幹事長 清水達夫
不動産流通1998年1月号の掲載内容
☆流通フラッシュ
NAR(全米リアルター協会)第90回年次総会開催
☆特集
97年不動産市場を振り返る ~今後の動向と課題
■地価下げ止まり傾向等、好材料も。日本経済回復が今後のカギ/住宅問題評論家 加藤憲一郎
■(マンション市場) 陰りが表われたマンション市場。供給戸数は今後も減少傾向に/(株)不動産経済研究所企画調査部課長 福田秋生
■(戸建住宅市場) メーカーの商品開発が活発化。性能表示も新たなキーワードに/(株)ミサワホーム総合研究所理事 鈴木德彦
■(賃貸住宅市場) 賃貸市場もビッグバン幕開け。提案・管理型企業への変革が急務に/(株)全国賃貸住宅新聞社取締役編集長 加覧光次郎
■(オフィスビル市場) 外資の再上陸・ビル投資参入で活気戻ってきたビル市場/(社)日本ビルヂング協会連合会・(社)東京ビルヂング協会事務局次長 前川雅之
☆スペシャルトーク
「定期借家権の創設に向けて」
参議院議員・定期借家権等に関する特別調査会幹事長 清水達雄
☆注目記事
編集部おすすめ!今月の注目記事はこれです!!
スペシャルトーク:良質な借家供給、市場の透明化に
効果が期待できます
定期借家権は95年政府が発表した規制緩和推進計画や97年の新総合土地政策推進要綱に盛り込まれ、現在法務省でもその創設に向けて活発な論議が展開されている。
自由民主党内でも議員立法による借地借家法の改正を図るため、97年9月に「定期借家権等に関する特別調査会」が発足。創設に向けての賛否両論が繰り広げられている中、同会の幹事長を務める清水達雄参議院議員に会の方針とその論点などについてお話を伺った。
特集:
97年も様々なことが起こったものの、景気の回復を担うような出来事がなかったのは寂しい限り。中でも住宅市場は消費税導入前の駆け込み需要の反動がかなり大きく響いているようだ。しかしこのような状況だからこそ、変革の時期を迎えているという見方もある。
今回の特集は不動産業界を各市場ごとに振り返ると共に、今後のキーワードを探る。
新連載!! :「WORLD VIEW」
不動産マーケットの話題だけに限らず、その地域の経済状況などもリポートする新しい海外情報コーナー。
☆掲載内容
消費者の目:
随想:フリーランス・トラベルデザイナー おそどまさこ
TOPICS:[土地取引情報とGISの検討委員会中間報告の概要について]国土庁土地局土地情報化
適正な不動産取引に向けて 事例研究[158]:(財)不動産適正取引推進機構調査研究部研究課長 三好弘悦
一筆啓上:読者の皆様から寄せられたご意見に対し、業界・行政分野の専門家が回答・アドバイス
WORLD VIEW:不動産価格の乱高下もよく見てみると…-Los Angeles Times "Whatta Ride!"より
INFOMATION:
アクティブ・カンパニー[7]:野村不動産(株)
PROJECT FILE:[全国各地の話題のプロジェクトを紹介-今月は新しいホテル]
インタビュー:日本増改築産業協議会会長 山田直之氏に聞く
行政の窓口から:横浜市建築局企画指導課企画係長 脇出一郎
通達・人事異動 :
経営実務コーナー:賃貸管理、実例に学ぶトラブル回避策(10)-最終回/
法律事務所あすか・弁護士 宮﨑敦彦
FINDER:[住宅建設による景気対策に期待はしているが…]
談話室:21世紀に向けた改革への取り組み/住宅金融公庫総裁 望月薫雄
都市対策、新たな試み[67]:大津市
京都新聞社滋賀本社編集局 十倉良一
経営戦略を語る:(株)寺村不動産(千葉県市川市)-中-
MARKET INDEX:
不動産NEWS CLIP:
関連法規Q&A:建設省建設経済局不動産業課